2017.11.14











静寂に
闇夜も昵(なじ)む
作業燈






東北本線 館腰-名取
2017.11


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

此の一月半程は、所謂「家庭(家族)仕業」及び
「音楽仕業」で全て埋め尽くされて居りました、
魚利庵の庵主に御座います。

庵に風を通すのも相当に久方振りに成ってしまい、
大変申し訳無く存じます。

お陰様で、娘も初宮を済ませ、
日増しに掛かる手の中にも、
親としての愉しさを見出せる頃合いに成って参りました。

さて一方で、其の不良親父。
庵近在にて軌条取卸作業有りとの報を受け、
良眠に浴す家内と娘を起こさぬよう、
抜き脚差し足で現場に参じた次第に御座います。

市街地の只中にも拘らず、
とっぷりと漆黒に染まった中、
必要最小限の空間を煌々と照らし出す作業燈。

一町余の長さの軌条が、
古めかしい機関車が牽く長物車の最後尾から、
最低速でじっくりと伸ばされてゐく様子を眺める内に、

あゝ、是は此の機関車の持てる性能と
其れを操(く)る熟練工の為せる技であろうなと
思いを馳する処に御座いました。

是より数日に分け、
此方も亦、久方振りの邂逅を果たした
「ED75電籠と其の侍従」の、
余命幾許の中での奮闘の記録に、
御相伴を賜りとう存じます。

深夜にも拘らず、現場で多方面からの御指南と
四方山話にお付き合いを頂きました、某・人気箱殿、
草庵からで恐縮に存じますが、
心拠り御礼を申し上げとう存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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