2017.05.30










其の身を深い緑に溶かして





只見線 郷戸-滝谷
2017.5


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

朝の陽が僅かに其の強さを増し、
やゝもすれば逆光か、と思わせる雲巡り。

些細な事に一喜一憂するのが、
野点の醍醐味かと存じますが、
此の醍醐味を存分に堪能した、
一日の幕開けに御座いました。

此の日の川霧は些か薄く、
空との境目も明瞭では無い事から
川沿いでの野点は諦め、
山中へと紛れ込む事と致しました。

程無くして、腰に巻いた帯の色も鮮やかに、
併し、鬱蒼とした森に程好く溶け込ませ、
列車がゆったりと体躯を揺らしつゝ、
此方へと近付いて参ります。

下界とは明らかに異なる時間の流れを
其の身で表現するかの如く。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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