2017.02.27










朝の陽の
翳に吾が身を
溶かす帰路






東北本線 岩沼-槻木
2017.2


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

矢張り、此度の行程を以て、
カシオペヤ号の渡道は最後の様に御座います。
従いまして、津軽海峡を渡る客車列車も、
同時に此度で最後と云う事に成るかと存じます。

重厚感を湛える嫋やかな車体は、
鋭く射し込んだ朝陽に些か翳の割合を多くし、
其の中に吾が身を溶かしつゝ、
最後の札幌行を終えるので御座いました。

其の寂しさを振り切るが如くか否か、
吾が身の体躯に付けて来た筈の雪は、
何処かに置いて来たので御座いましょう。

此処半世紀では、
十八年と云う、異例の短命に終わった
北海道直通寝台列車の静かな終焉に、

僅かばかりでは御座いますが、
労いと御礼の気持ちを込めまして、
今週も週明けを迎えて御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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