2017.02.24










里を背に
陽光鋭く
照らす坂






石巻線 涌谷-前谷地
2017.2


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

此の場所は、所謂“編成写真”を
仕留める技量の無い庵主に取りまして、

其れらしく一献に纏める事が出来る、
数少ない野点の場所の一つに御座います。

早春独特の、角度の低い朝陽を浴び、
籠を従え坂を下る五軸機。

昭和の工業製品が持つ、独特な堀の深さを強調すべく、
御尊顔の角度を見計らい、其の瞬間を煎じます。

徐々に温(ぬく)みを増す陽光の中で、
原動機のけたたましさに劣らぬ程に
賑やかな轍の踏み音に耳を傾ければ、

其れだけで、日々の胸の閊(つか)えも下りると
云うものと存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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