2017.02.02










山望み
柔き日を浴む
其の麓






東北本線 北白川-大河原
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

先日、斑鳩の近隣より戻りし彼の車、
別な鉄瓶にて点てた一献に御相伴賜りとう存じます。

胸の空くような冬晴れとは行かずとも、
柔かき陽光が降り注ぐ里を、
齢(よわい)を感じさせぬ足取りで
駆け抜けて参ります。

軈て来る、春を思わせる陽気に御座いますが、
此の列車は、此の季節を待たずに辞世するので
御座いましょうか。

而して、此の姿を以て、
庵主と583系交直流特急型電車との邂逅は、
追憶の中のみに在る事と相成りまして御座います。

余りにも呆気無く、余りにも静かな終幕に、
現場に於いては些かの狼狽の余地すら無く、
今頃に成って、幾つかの想いに、
静かに浸ってゐる処に御座います。

願わくば、今再び、
其の雄姿に相見えん事を──

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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