2016.12.01










躍り出た
先の磯場の
穏やかさ






羽越本線 小砂川-上浜
2012.4


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

日本海の磯場は、様々な表情を持ち、
適度な高低差で多くの人を魅了して御座います。

羽前と羽後の国境付近も例に漏れず、海と山が程良く接し、
人間が立ち入る余地を与えてゐる様に御座います。

冬の荒海とは一線を画し、早い時期に凪が訪れた
此方界隈の海。

自然の地形の借り受けを最小限に留めて敷かれた線路。
其処を、籠を連ねた昭和の名機が穏やかな磯場へと
躍り出て参ります。

急ぐでも、鈍るでも無い其の速度は、此れも亦、
気候風土へ溶け込まんとする、列車の思い遣り
──とは、過言に御座いましょうか。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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