2016.10.02










暮れ六つの
土手は急がぬ
奥州路






東北本線 太子堂-南仙台
2016.10


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

暮れ六つの土手の傍らにあるお宅の台所では、
夕餉の準備が始まった様に御座いまして、
食器の音や瓦斯を点ける音等が漏れ聞こえて参ります。

時を同じくして、山の際まで降りて来た太陽が、
土手を柔らかく照らして御座います。

籠の列を従えた金太郎が、
淡く朱色に染まる土手に差し掛かって参ります。

日没を迎えたからと云って、此処から慌てる訳でも無く、
隅田川迄の道のりを、只管(ひたすら)に進むのみに御座いましょう。

本日も、御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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