2016.09.13










秋雨の
はしり 摺り抜け
籠の列






東北本線 太子堂-南仙台
2016.9


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

杜の都の一大音楽祭を終え、
一頻り抜け殻になってゐた庵主に御座います。

初夜の庵主の楽団の演奏会に
御来店賜りました皆様方、誠に有難う存じました。
図らずも不義理を働いてしまいました皆様方、
大変申し訳御座いませんでした。

宮城在住の音楽人の端くれとして、矢張り此の二日間は、
出演するしないに関わらず、特別なものに御座います。

さて、其の音楽祭から遡る事一週間前、
東京へ向かう、夥しい籠の列。

空一面を雲が覆いつゝも、
透過して降り注ぐ紫外線の多さに夏の名残が御座います。

大して暑くも無いのに、噴き出る汗を拭いつゝの線路端、
涼しい顔をして其の脇を通過して行く数多の列車。

連なる籠は、何を思い、
其の中に収めた数々の荷物は、何処まで行くので御座いましょう。

噴き出る汗の理由は、
斯様に写らぬものを写し留めんと四苦八苦する
庵主の稚拙な腕と短絡的思考に在るものと存じて居ります。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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