2016.08.04










吹き流す雲も泪と喩う夏





東北本線 岩沼-槻木
2016.8


***************

御来庵頂き、誠に有難う存じます。

ふきながす くももなみだと たとうなつ

涙雨、とは誠に佳き喩えかと存じます。

併し此の日の此の界隈は、
幸か不幸か、一滴の雨の降る事も無く、

吹き流したかの如き雲のみが、
込み上げるものを堪え切れぬ事を
物語ってゐるので御座いました。

もう二度と相見うる事の無い、
今夏の盛りの昼下がりの一献。

某に何が出来る訳でも無く、
唯々、彼の名車が自らの末期の地に向かうのを
見送るのみに御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

スポンサーサイト
Secret