2016.06.07










蒼き山仰ぎ見る海藍深き





信越本線 柿崎-米山
2016.4


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

あおきやま あおぎみるうみ あおふかき

些か時期の過ぎた茶葉にて恐縮に存じますが、
梅雨の走りの如き空模様が見え隠れする此の頃に御座います故、
此の辺で青天の一献に御相伴賜りとう存じます。

春の盛りとは申しましても、
大陸直送の風が吹き付ける聖ヶ鼻は、
流石に些かの寒さを覚えたので御座います。

某の立つ背後には、
彼の中越地震にて生じた大崩落を控え、
時折足許に肝を冷やすので御座います。

空に目を転じますれば、
全く以て肝を冷やす気配の無い、
澄み渡った晴天が広がるばかりなので御座います。

斯様な晴天と競うが如く、
立山と日本海が、夫々の蒼と藍を存分に魅せ付けて来る様は、
海に突き出した小さい尾根に立つ某の存在を
更に小さき存在にするので御座いましょう。

此の事実に気付いた時、
車体に控えめな青帯を巻いた快速列車が
何処までも続く海岸線を綺麗になぞって往くので御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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