2016.04.30










油壷見遣る陽溜り子も育ち





東北本線 越河-貝田
2016.4


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

白昼、金太郎が峠路を疾駆して参ります。

従えた荷籠が連なる中に、
油が入つた缶が一つ混じつて御座います。

何故か、前と後ろに隙間を空けられ、
油の缶がぽつんと、併し全力疾走致して居ります。

而してどうやら、此方の幼子の目には、
其の様子は必ずしも滑稽なものとして映つたのでは
無い様なので御座います。

油の缶が此方に近付くと同時に指を差し、
其処だけ熱い視線を送つてゐる様に見えたので御座います。

抱えている御尊父殿、
幼子が空中で色々と動き回るもので御座いますから、
御子様の成長も相俟つて、重さも一入に御座いましょう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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