2016.04.23










薄紅を差して流れの弛(たゆ)まざる





東北本線 東白石-北白川
2016.4


***************

本日も、御来庵賜り、誠に有難う存じます。

新潟県柏崎市への弾丸行脚の帰路、
高速街道の国見休憩所からの
長い下り坂を下り切つた辺りで、
不意に思い立つた場所が此方に御座います。

行く川の流れは長しえに絶えずして、
しかも元の水に非ず──

知つたかぶりで恐縮に存じますが、
方丈記の一節が浮かんで参りそうな
光景かと存じます。

夕暮れを映し、
穏やかな翠色を湛える福岡の淵は、
白石市に草庵を遷して暫くしてから、
散歩で通り掛かつた折りのまま
に御座いました。

其れも早、一昨年の事に御座いました。

唯、其の時と違うのは、
背後の山肌に所々薄墨が差してある事ぐらいで
御座いましょうか。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

スポンサーサイト
Secret