2016.04.17










銘品と云う名の月へ旅支度





東北本線 大河原
2016.4


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本日も、御来庵賜り、誠に有難う存じます。

三十年以上前に東北から姿を消した編成が
再び相見える端緒となつたのは、
先々週の木曜日の事に御座いました。

菜種梅雨を思わせる生憎の空模様。
庵主が大河原駅に参じた折には、
まるで其の雨に溶け込むが如き空気感を纏つた列車が、
既に二番線に佇んで御座いました。

降る雨の強さも列車の佇まいも何一つ変化の無い数分間は、
自動密着連結器の衝撃音で、突如終わりを迎え、
徐に歩を進めた其の先には、
地元にお住まいの方なら目にせぬ事の無い“名月”が。

何しろ此の列車は、此の月を遥か越えた城下町まで
行脚するので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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