2016.03.26










隧道の温もり苦節経て明日へ





海峡線 竜飛(定)-津軽今別
2016.3


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本日も、御来庵賜り、誠に有難う存じます。

本日は、新幹線が遂に北海道へ
営業区間を延伸した事を記念致しまして、
此方の一献を煎じて参りとう存じます。

此度の行脚行程とは順番が前後し、
些か恐縮に存じますが、
何卒御相伴賜りますよう、お願い申し上げます。

彼の隧道は、産声を上げてから三十余年、
我が国史上初の、鉄路に於ける青函連絡の重責を、
在来線列車による運行と云う形で、
担い続けて来たので御座います。

ナウマン象が渡道して約二万年(諸説あり)。
青函連絡船就航より百十余年。
こだま号の登場から約半世紀。

其の隧道にも、愈々本日を以て、
夢の超特急、弾丸列車が出入り致します。

雪解け間も無い津軽半島。
列車接近警報が朧気に響く頃、
坑口から濛々と立上る湯気は、
隧道の供用開始以来、快速から特急迄、
数多の列車の息吹を運んで来たので御座います。

本日此度より、此の湯気は、
彼の弾丸列車の息吹をも
伝うるので御座いましょうか。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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