2016.02.13










身を潜し亜炭の残り香探る山





仙台市地下鉄東西線 青葉山-八木山動物公園
2016.1


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本日も、御来庵賜り、誠に有難う存じます。

「八木山」と呼ばるヽ一帯は、
仙台市太白区に中部に広がる丘陵地帯に御座います。

其の昔は、此の丘陵一帯に亜炭の鉱脈が在った事から、
相当な長さの坑(あなぐら)が掘られたそうに御座います。

此処で僭越乍ら、鉄道の専門用語を少々。

電気鉄道に於いては、電気車両に電源を供給する為、
通常、線路上空二間半程の高さに
電車線(架線)が張られて御座います。

其の電車線を鋼棒に置き換え、隧道躯体に直接、
機械的に結合する方式を剛体架線と申しまして、
地下鉄道等に良く用いらるヽ物に御座います。

現代に蘇りしこの坑、
隧道断面を極力小さくする為、
剛体架線の低さが際立って御座います。
其の高さ、目測で恐らく二間も無いかと存じます。

嘗て日本中に存在した鉱山鉄道の趣を
色濃く醸して居るが如くに見えるのは…

…恐らく、鉄道に対し相当に偏重した趣味的視点を持つ、
庵主だけに御座いましょう。


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