2015.04.29










春霞 集めて遠し 追波(おっぱ)川





石巻線 佳景山-曽波神
2015.4


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

春、と云うよりは、
初夏、と呼ぶに相応しい気候に御座います。
御来庵の皆様方に於かれましては、
この天気の変わりようにも関わらず
息災であります事お察し申し上げます。

同時に、空気も乾いているように御座います。
何処からとも無く巻き上げられたであろう砂煙…?
此れが世に云う「春霞」で御座いましょうか。

遠くに横たわります山体は、
上品山(じょうぼんざん)と云う里山だそうで御座います。
標高は466米、石巻市営上品山牧場などが所在するとの事。
どっしりとした風格の在る山に御座います。

追波川は、上品山の北側を、太平洋に流れ出る、
北上川下流域を指す通称に御座います。
伊達政宗の代に、大掛かりな河川改修を受けたそうで、
半人工の河川としては相当に大規模ではないかと
存じております。

さて、斯様な上品山の裾に、春霞が棚引く頃合に、
相対する丘の上から庵主が眺め降ろしますのは、

古式ゆかしいジーゼル車が、数多の籠を従えて、
水田の合間に何処までも伸びる鉄(くろがね)の畦道を
ゆっくりゆっくり、港町へ向けて進み行く様子に御座いました。

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