2015.04.19










泡沫(うたかた)の 紅添ゆる裾 軽やかに





東北本線 船岡-大河原
2015.4


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

事有る毎に口を衝いて出てしまう科白にて恐縮に存じますが、
何ともまあ味気の無い銀箱ばかりが駆け巡るように
なってしまったので御座いましょう。

嘆いてばかりいても仕方の無い事に御座いますので、
此処は一つ、其の殺風景なカンバスに、
薄墨を差してみる事に致しましょう。

そうしましたら如何でしょう、
存外に傾ぐ陽の暖かい色が、
庵主と線路の間を満たしているでは御座いませんか。

此の刻(とき)の、斯様なまでに儚き事。
うたかたの内に、今日も過ぎ去って行くものかと存じます。

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