2017.01.31










朧気に
夕陽の如く
照る旦(あした)






東北本線 館腰-岩沼
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

昨日は、夕刻と見紛うが如く、
存外に暗き朝と相成りまして御座います。

其れも、東の空より西の空の方が
茜色に輝いてゐたものに御座いました故、
栓無き事と存じます。

鉄瓶の各種設定を終えた頃、
愈々夕暮れの如き明け方と相成り、

思いの外、韋駄天振りを発揮してゐた
紅い機関車を写し止める事は、
難しく為ってしまったので御座いました。

庵主の動揺が鉄瓶に乗り移る体たらくでは、
未だ修行が足りないので御座いますが、

そうこうしてゐる間に、此の客車も、
街道を通らなくなるとの噂が在る様に御座いますが、
果たして真実は如何に。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2017.01.30










ゲレンデも
白く光りて
奥州路






東北本線 北白川-大河原
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

此処で此の名車を眺めるのは、
此れが最後の機会と為るので御座いましょうか。

昭和四十二年の月光型の登場から、
半世紀の長きに亙り、長距離移動の需要を支え続けた名車も、
愈々終焉の刻を迎うる様に御座います。

俄かには信じ難い事に御座いますが、
其れは御来庵の皆様方にとりましても
同じ事かと存じます。

此の日、宮城蔵王のスキー場が、
其々のゲレンデに斉しく雪を載せ、
冬の太平洋側らしく、淡き陽光を照り返し、
遠目にも其の形が分かるように為って御座います。

残念乍ら、手元に一献が見当たらないので御座いますが、
こうした雪山に、嘗て幾人もの行楽客を運んだ事も御座いました。

或る時は朝靄の中を
或る時は月光の下を
また或る時は雪霜厳しき折を
当に昼夜を問わず、全国を駆け巡ったので御座います。

此の列車が日本と云う国土に齎した数々の功績は、
尚更に注目されるべきものと、
個人的には斯様に思うので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.28










裾に雪を纏い
蒼白の刻を往く






東北本線 北白川-東白石
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

太陽光の波長と、
微細な氷の結晶の集合体が持つ反射率により、

夕暮れの空が、
辺りを満たす大気迄も染めてゐる様に御座います。

更に其の色に紛るゝが如く、
寝台電車が目の前に現れて御座います。

そして其の列車の目指す先は、
此の夕暮れの遙か向こう、
遠く斑鳩の里の界隈に御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.27










隧道に
燈火望みし
蒼の刻






東北本線 北白川-東白石
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

本日の一献は、開庵以来最大の
庵主の失態を独白を添えたものである事に
御了承を賜りとう存じます。

此の日、幾つかの所用をこなし、
此処に辿り着いたのは、所定の時刻の四半刻程前。

そして此の時点で、
何と、鉄瓶(写真機)が有るのに
茶漉し(記憶媒体)が無い事に気付くので御座います。

急遽、茶漉しを用意すべく、
凍結路面での滑走に怯えつゝ角籠を駆り、

家電量販店から命からがら戻って参った時には最早、

庵主の顔面と同様の、蒼白の空気に包まれた中を、
素知らぬ顔で駆け抜ける主役が目前だったので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.25










宵の明星






東北本線 岩沼-槻木
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

今宵も、地を這う箒星が、
終電まで幾つも流れ行く、
庵界隈に御座います。

其の様子を、
天高くより見守る宵の明星。

此の後、雲は徐々に其の数を減らし、
鮮烈な空気が支配する夜の帳が
あっと云う間に降りて来たので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.23










潮の香を
街に届けて
十三里






仙石線 蛇田-陸前山下
2016.12


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

仙石線と東北本線を短絡する路線が出来るなど、
庵主が学生の時分には思う由も無き事に御座いました。

石巻までの全線複線化や退避設備の増設、
主要駅での緩急接続を妄想する程度が精々で在ったかと。

極力小額の投資で最大の効果を得る、
斯様な発想も民営企業ならではの事と存じます。

併し乍ら、営利企業であると同時に、
鉄道と云う大きな社会の公器を運営してゐる事は、
殊、地方の小都市に於いては、
繊細な経営感覚を要する事に御座いましょう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.21










赤べこは仕事、
我、風に吹かるゝ






東北本線 乙供-千曳
1999年頃


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。
そして本日も亦、熟成茶葉の一献にて恐縮に存じます。

昨日、拙庵に歯科検診の報が葉書にて届いて参りました。
此の年齢で、自らの歯を既に三本も失ってゐる庵主、
歯の健康を守る事の大切さを痛感して御座います。

皆様方に於かれましても、僭越乍ら、
酒宴の後など、特に御自愛頂きとう存じます。

此の一献を点てた当時、歯はおろか、
体の全般的な調子など気にも懸けず、
青森県内の東北本線の線路際に執心してゐたように
記憶して御座います。

ED75形電機、485系・583系電車…。
能くもまあ追い駆けたものだと
自分の事乍ら感心する訳で御座います。

そして恥ずかし乍ら、十数年を経て、其の“しっぺ返し”が、
度重なる歯科診療と云う形で降り掛かってゐる
庵主に御座います。

其れでも、当時、此れだけ無茶をして置いた事に
後悔をして居ない点に於いては、
賛否両論ある事を重々承知の上、今日も暮らして御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.20










色彩も
失せる間際の
緑帯






東北本線 北白川-大河原
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

愈々其の数を減らし始めた、
719系電車に御座います。

確か、庵主が寺子屋高学年の
前後であったかと存じますが、
試作車が走り始めて御座います。

其の頃は、此の車の脚廻りに、
彼の名列車の廃車発生品が使われてゐるとは
思う由も無かったので御座います。

水墨画の如き風景に寒風吹き荒び、
我が身を這い上がる寒さに辟易してきた頃、

秀でた遺伝子を受け継ぎし隠れた名車が、
緑の真一文字を一筋、
颯爽と描いて行ったので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.18










雪を撥ね
列車の運ぶ
風寒く






東北本線 大河原-北白川
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

以前にも申し上げましたが、庵界隈では、
銀色以外の列車を目にする機会が
実に減りまして御座います。

目の前を、脱兎の如く飛び去る列車が巻き起こす風は、
雪礫を含んでゐるが故、当たり前の事に御座いますが、
尚一層、冷たく感ぜられたので御座います。

皆様方におかれましては、
お風邪など召されては御座いませんでしょうか。

庵主は現在、今季一番との呼び声高き寒波から、
其の風邪を貰ってしまい、治り掛けとは云え些か辟易して居ります故、
くれぐれも御自愛下さいますよう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.17










海辺舞う
雁を追い駆け
涼求む






東北本線 野内-浅虫温泉
1999年頃


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

此の日の夏泊半島の付け根、及び其の界隈は、
大変に暑かった記憶が御座います。

其の暑さも忘るゝ程に、終焉迫る在来線特急を追い、
線路際を駆け廻る事に熱中してゐた、
一昔と少し前の庵主に御座いました。

季節を問わず、かつ勉学を顧みず、
二夜三夜の車中泊は当たり前。
今思えば、体力も有り余ってゐたので御座いましょう。
と同時に、相当な贅沢をさせて頂いた時期でも御座いました。

此の一献に写された列車は、
登場から間も無い時期であったと記憶して御座いますが、
昨年の早春、既に引退を迎えて御座います。

此の時駆ってゐた、云わば「超機動式庵」も既に絶版と相成り、
段和籠から角籠へと、移動庵も移り変わり、
庵主は所帯を持ち、新しい家族も徐々に現実味を帯び、
時の移ろいの速さに狼狽を隠せぬ年齢と相成りまして御座います。

此の時記録しておいて良かった、
と思える一献が幾つか手元に有る事に一抹の安堵感を得つゝ、
労働と家事、そして少々の音楽に精進する日々に御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.16










なんとか丸の危機





東北本線 太子堂-南仙台
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

嘗て、日本中のよい子に親しまれた、
あの動物に良く似た空想上の動物(猫ないし熊?)が、
危機に見舞われて御座います。

線路端で佇むのみの中年は、
どう足掻いても、彼の危機を脱する手助けを
する事が出来ずに居ります。

一方で、実在する人間の内、
斯様な危機を自ら招くが如き行動をされる御仁が
極く一部居られるとの報道を、
稀に目にする機会が御座います。

その都度、庵主を含めた鉄道を趣味とされる皆様方は、
肩身の狭い思いをする事と成ります故、
至極残念に思うので御座います。

さて、此方の“なんとか丸”君に於かれましては、
せめて、蔦○で電影盤を借りて来て、
彼の在りし日の活躍を垣間見るのみに
しておく事と致しとう存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.15










春を待つ
雪煙淡く
棚引かせ






東北本線 北白川-大河原
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

つい先日、冬になったばかりだと云うのに「春を待つ」とは、
自らの待て無さ加減に些か苦笑するのみに御座います。

併し、昨日と本日の庵界隈の寒さと云ったら。
積雪は、驚くべき事に、今般の三重県よりも
遥かに少のう御座いますが、

今朝の最低気温は、仙台市内の中心部でも零下六度、
最高気温に至っては、摂氏零度だった模様で御座います。

見た目は然程寒そうではない。
併し、気温が低い。
此処までは良いのだが、、
積雪がもう少し在ってくれたら、其れ也の画には
なってくれたものと存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.13










従える
リネンの籠も
歳重ね






東北本線 青森
1999年頃


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

夜行列車に纏わる仕事は、実に多岐に亙り、
其の殆どが重労働かと存じます。

此方の御仁も、曳いて居らるゝ籠も、
此の駅に発着する夜行列車を、
其れこそ人知れず、何本も、何年も
見続けてきた事に御座いましょう。

乗客の皆様と列車を繋ぐだけで無く、
人の温もりが存分に詰まった、
夜行列車に必要不可欠な仕事に御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.12










海と鶴
揃いて誘(いざな)う
旅心






東北本線 青森
1999年頃


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

日本海沿岸を遠路北上せし車、
片や、奥州街道を縦走せし車。
海と鶴が、北の終着にて顔を揃えて御座います。

此の時代・此の時間帯の青森駅は、
長距離列車が丁度終結する頃合いに御座いまして、
構内を移動する足取りも軽く、
様々な一献を点てたものに御座います。

列車が到着し、扉が開く度に、
乗客の皆様方と共に一夜を過ごした
遠い彼の地の空気が吐き出されて来るのを感じ、

何れにせよ乗る事が叶わぬのなら、
其れをどうにかして光幕に写し出そうとして藻掻いてゐた、
弱冠二十代前半の、其れはそれは青い春だったので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.11










Sophisticated Foots





東北本線 太子堂-南仙台
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

直線的な瀝青土と鉄軌条が何処までも伸びる、
名取川橋梁に御座います。

人工物で統一された大規模な鉄道土木は、
唯一の自然物である雨滴に程良い湿度を得つゝ、
此の一日を過ごして御座います。

時折通過する列車の足許は、
其の機械的要素でさえ排されそうな、
洗練された機能美かと存じます。

嘗ての恩師の(個人的な)名言、
「形態は機能に従う」が思い起こされて御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.10










地上より
月へと還る
千一夜






東北本線 名取-館腰
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

庵人の御供にて、
買い出しの帰り道に御座います。

年始、皆様方其々の仕事始めの帰路かと存じますが、
清冽な空気を其の侭透かすが如き月光が
遙か高みより煌々と照らし、

車中の皆様方に於かれましては、
天にも舞う心持であったかと存じます。

東北地方は、今宵より雪の予報と出て御座います。
暖かくして休まれますよう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.08










土色の
田も広がりて
茜雲






阿武隈急行 岡-東船岡
2016.12


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

年の暮れ、船迫の丘の上より四季島を見送り、
脱兎の如く丘を駆け下りる番長殿も見送った後。

其のまゝ庵に戻るのも些か勿体無く、
伊具丘陵の中程に参じて御座います。

陽が射し込む角度も愈々低く、
流れ来る千切れ雲が、散発的に陽光を
出したり隠したりして居ります。

猫の眼の如く気紛れに上下する露出と、
線の細い直射日光、そして立ち位置と、
三つ巴のせめぎ合いに愉しく悩む事四半刻。

やって来たのは、此れまた周囲の色に
愈々溶け込まんとする装飾を纏った
電車に御座いました。

そして此の一献が、事実上、2016年・平成28年の撮り納めと
なったので御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.07










河畔に
刻と戯る
日向哉






石巻線 石巻-曽波神
2016.12


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

かわぎしに
ときとたはむる
ひなたかな

ふと、押し迫る年の瀬から目を背けたくなり、
運河の畔の日当たりの良い処に坐して
暫しの休息に御座います。

日当たりが良くなりますと、
縁側の無い拙庵が時折恨めしく思える程に
心地良い暖かさに包まるゝので御座いますが、

些かでも翳りますと、
途端に頬を突き刺す寒さが身に染みるので御座います。

ふと振り向けば、鳩が一羽。
羽毛を纏えば寒さも関係無かろうと高を括って居りましても、
其処は人間に御座います。

一着しか無い上っ張りを剥いでしまえば、
たちどころに風邪を引いてしまう生き物に御座います。

斯様な街中でも、人間は、
自然の前に一喜一憂する他には無いので御座いましょう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.06










車掌氏も
脇を見遣りて
年初め






東北本線 南仙台-太子堂
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

氷雨そぼ降る、
正月四日の大街道に御座います。

徐々に日常風景が戻りつゝある事を実感する
此の日で御座いましたが、

其処は、正月輸送に奔走する新幹線とは
一線を画す在来線なので御座いましょう、
平日日中の安堵感を其の儘映し出したかの如き
車掌殿の目線に御座います。

此の穏やかな表情とは裏腹に、
翌日より始まる庵の日常に向け、
線路端で襟を締め直す庵主に御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.05










海遙か
四方囲いて
しきの島






東北本線 岩沼-槻木
2016.12


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

聞く処に拠りますと、此の列車の趣向は、
日本国其の物を体現せんとする意匠に在るように御座います。

今更乍ら、日本は、
四方を海に囲まれた島国に御座います。

其の島国の持つ気候風土や地域毎の民俗性を、
各地の線路を行き来する事に拠り表現しようとしてゐるものと
推察する処に御座います。

山と海の鬩ぎ合う其の狭間、
はたまた大河を越え、市街地を擦り抜ける──

車窓に映る景色は、その時々の日本を
映し出してくれる事に御座いましょう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.04










敷島を
染めし黄金も
暮れの八つ






東北本線 槻木-船岡
2016.12


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

此の日は、庵近在の公共保養施設にて、
「トランスヰート四季島」を、
落成以降初めて目の当たりにして御座いました。

傾ぐ陽を浴び金色に輝く側面と
其処に散りばめられた秋津の島々は、
嘗て黄金の国と称された此の国を
当(まさ)に体現した意匠かと存じます。

物の本に拠りますれば、
「四季島」は、日本の旧い呼称で在る処の「敷島」を
捩ったものだそうで御座います故、
日本の鉄道を代表する列車に成る事が出来ます様、
末永い活躍を祈念申し上げとう存じます。

寝台夜行列車の衰退が叫ばるゝ昨今に御座いますが、
斯様に非日常を求むる一つの手段としては、
寧ろ“復権”とも云える一面を持っているのでは、と、
庵で一献を見返しつゝ、ふと感じたので御座います。

地元に御住まいの某・巨匠殿の手解きを
賜りつゝの野点と相成りました事は、
また此の日の日和を益々佳きものとし、
一年の締め括りに相応しき事に御座いました。

草庵からで恐縮に存じますが、
改めまして御礼を申し上げます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.01.03










鶴と雁
肩を並べる
始発駅






東北本線 青森
2000年頃


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新年、明けまして誠に御目出度う存じます。
そしてまた、本日も、ご来庵賜り、誠に有難う存じます。

庵主は現在、宗家に居りまして、
未だ屠蘇の気が抜け切らずに居ります。
昨日、竹駒神社で初詣を済ませ、其れ以外は
珍しく寝正月に近い状態で過ごして御座いました。

御来庵の皆様方に於かれましては、如何様な御正月で
御座いましたでしょうか。

正月らしく、亀…では御座いませんが、鶴と雁を並べまして
新年を寿ぎとう存じます。

最早、二十年近く前の光景と相成りまして御座いますが、
目出度さが色褪せる事は無いものと存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
本年も、拙庵「魚利庵」、何卒御贔屓賜りますよう、
宜しくお願いを申し上げる次第に御座います。