2017.09.20











きらり、






石巻線 小牛田-上涌谷
2017.9


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

何かこう、「きらり、東北。」とか、
「きらり、大崎。」とかの文言を付しますと、
些か効果が薄そうな宣伝紙の如くと相成りそうで、
せめて、きらり、で留めて置きとう存じます。

其れ程迄に、背景の空は
“無色透明な紺碧”の空で御座いまして、
其処へ、運転室の出入り台の窓が
燦然と輝いてゐたので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2017.09.17











遥かなる
水と緑が
紡ぐ日々







石巻線 鹿又-曽波神
2017.9


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

家内と娘が一時期を過ごしてゐる病室より、
一献を煎じさせて頂きとう存じます。

新旧の北上川が離合し、豊かな水の流れに沃す、
大崎平野の東端に御座います。

間も無く稲も色付き、東北随一の穀倉地帯たる
面目の躍如する時期を迎うる事と存じます。

此の一年の、農家の皆様方の御苦労に思いを馳せつゝ、
今度は、より黄金色を濃くした一面の絨毯にて
野点をしてみたいものに御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。
2017.09.15











地平より
生まれたばかりの
陽に浴し







石巻線 小牛田-上涌谷
2017.9


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

所謂、「編成写真」と云うものは、
苦手科目が多過ぎる中でも殊更に、
いつまで経っても苦手で御座います。

先達の皆様方の多くが訪れた此の地とて、
是だけドラマティックな時間帯で在るにも拘らず、

庵主の手に掛かりますと、
斯様な迄に中途半端なものになってしまうものかと
些か落胆してゐる処で御座います。

併し是は是で、次に訪るゝ際には
こう云う一献に仕立てよう、と云う、
明確な課題が見つかりましたので、
佳しとさせて頂きとう存じます。

当に、“御茶を濁す”が如く在り、
恐縮至極に存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.07.03










緑を纏い、
森と生きる。






石巻線 石巻-曾波神
2017.5


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

些か時間の経った茶葉にて恐縮に存じます。

漸く再開を見た音楽活動や
立て込んで来た庵事に追わるゝ日々に御座いまして、
此処二週間ほど、線路際から遠ざかって御座います。

さて、初夏の日差しを受けつゝ、二両の内燃動車が
満々と森を湛うる愛宕山の足元を
摺り抜けて参ります。

清潔感のある車体の地色と相俟って、
木々の生命力が溢るゝ様を垣間見た気が
するので御座います。

処で、私事で恐縮至極に存じますが、お陰様で、
拙庵も二世のお出ましを再来月に控えて御座います。

此の、豊かな緑の如く、躍動する生命力の端緒を
目の当たりにする事が出来れば、と
切に願ってゐる処に御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.06.21











生い茂る
森から仄かに
初夏薫る







石巻線 石巻-曾波神
2017.5


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

庵近在は、愈々本格的な梅雨空と
相成りまして御座います。

然るに、目にも鮮やかな夏空が
そろそろ恋しくなる処に御座いまして、
本日の一献に御座います。

生い茂る葉の物量が、
愛宕山のこんもりとした容姿を一層強調し、
初夏と申しても差し支え無い景観かと存じます。

眩しい空の蒼さと、彼の山の緑を
其のまゝ映し出す水田も、
今ではすっかりと稲が伸び、

早くも稲穂の時期が待ち遠しくなってゐる事に
御座いましょう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。