2017.07.25











人在りて
其の目と手を掛け
巨躯を操(く)る







東北本線 岩沼
2017.7


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

人馬一体とは能く云わるゝかと存じますが、
鉄道車両に於いても亦、日常的に見らるゝ光景かと存じます。

盛夏を思わせる強烈な日差しが、
堅牢な保護帽すら穿たんばかりに降り注ぐ操車場。

掛員殿は、巨躯の片隅に間借りしてゐる様に見えて、実の処、
完全なる主導権を握ってゐるので御座います。

人在りて、鉄路活き。

此の途方も無く普遍的な主題を、今後とも
出来るだけ多くの視点で見つめて参りたいと存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2017.07.19











巨体こそ
人の手と眼で
導かれ







東北本線 岩沼
2017.7


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

“金太郎”と名付けられた、巨大な体躯。
今や幾十人もの兄弟が存在し、
大所帯と相成って御座いますが、

其の一台たりとて、
人の目と手を借りずには、
細やかな身動きが取れないので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.07.14











紅牛疾駆






東北本線 乙供-千曳
1999.10頃


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

庵近在は、本格的に空梅雨の予想を
呈して参りました。

此処数年の天候不順に、
何らかの異変の兆候を垣間見るのは
大袈裟では無き事と存じます。

さて本日は、相当に昔の熟成茶葉にて一献。
恐縮では御座いますが、御相伴を頂戴して御座います。

此の一献を点てた当時、
東北も、すっかり秋の装いに御座いましたが、
強烈な日差しに、青森県内乍ら暑気を覚えた
記憶が御座います。

其れでも、昼下がりに早くも傾き始めた
陽光を目一杯に浴び、かつ自らも熱気を発しつゝ、
一路青森貨物集積所へ向けて疾駆する紅牛を見送る、

斯様な二十代前半だったので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.06.23










腹掛けの
朱も眩しき
五月晴れ






東北本線 愛宕-品井沼
2017.6


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

金太郎が身に着けてゐた腹掛けの
朱の鮮やかさが殊更に映える、
或る五月晴れの朝。

生命力の根源の色との謂れが御座いますが、
此の胸の空くような青空も亦、
地球上に生きる凡ゆる命を
日々受け止めてゐるものかと存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.05.21










朝の陽の
強さ其の身に
映しける






東北本線 愛宕-品井沼
2017.5


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

さて、
朝霧は晴れ、と申します。

此の陽の此方界隈は、此の時点では既に
霧は晴れてゐたものと存じますが、

其れは此の、金太郎が鉞を振るったからに
御座いましょうか。

盛夏迄は、未だ暫く月日が有るのにも関わらず、
其れ程迄に、陽光の力強さを感じた
五月晴れの朝に御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。