2017.03.31










薫風も
間近な道に
油缶






東北本線 船岡-大河原
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

年度末、会計を生業とする者にとりましては
当に阿鼻叫喚の渦中に御座いまして、
庵を開ける日が些か少なくなって御座います。

さて本日の一献に御座います。
此方の列車との関係はあるので御座いましょうか、
油缶が列を為し、東北本線を南下して参ります。

日頃、中々目にする事の無い列車で御座います故、
春の盛りを感じさせる青空も相俟って、
個人的には、編成美も殊更に感ぜられて御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2017.03.06










The Interurban hurtling to
the Urban






東北本線 館腰-名取
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

花曇り、と云うには、未だ時期が早い
庵界隈に御座います。

陽光に乏しく、陽の傾きも分からず、
時計を見て漸く夕暮れ時を知った此の日。
庵事を片付け、近在を漫ろ歩きした折の
一献に御座います。

庵から歩けば四半刻程の地区に御座いましょうか、
名取駅近辺には、如何にも現代風の集合住宅が
密集して御座います。

其の様子を遠目に見て、数本の高速貨物列車が
北の大地を目指して疾走する時間帯。

淡々と、併し力強く、
仲間達と共に、其の名の通りの仕事を、
今日も寡黙に熟す金太郎の姿が御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.03.03










イカロスの如く飛び立つ籠列車





東北本線 南仙台-名取
2017.2


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

遅くなりまして御座いますが、
一昨日は県内の多くの高等学校で卒業式が
挙行されて御座いました。

さて、此の日は、低気圧の通過後と云う事もあり、
羽毛入りの外套に襟巻を掛け、
冷たい空っ風に首を竦める線路際に御座いました。

燦々と降り注ぐ陽光へ向かうが如く、
籠列車が吹き荒ぶ風を突っ切り、
首都圏へと南下して参ります。

其の姿は、飽くまでも個人的にでは御座いますが、
未だ見ぬ新世界へと飛び立つイカロスが
如く見えて御座います。

僭越乍ら、また、
誠にささやかで恐縮至極に存じますが、

此の一献を以て、
新たな人生を刻み始める皆様方への送辞に
代えさせて頂きとう存じます。

御卒業を迎えられた皆様、
誠にお目出とう存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.02.10










相見ゆ
鉄路と大地の
両力士






東北本線 槻木-岩沼
2017.2


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

単純に、其の持てる物理的な力を、
人の為に行使する、と云う事は、
工業製品が持ち得る一つの優しさかと存じます。

大地に手を入れる事、
片や、大量の荷を運ぶ事。

庵主にとって、工業製品の外見は、
機能には従順であり乍ら、
存在意義には必ずしも合致しない…

斯様な気がして
ならないので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.02.01










混凝土
茜に染まりて
冬の暮れ






東北本線 太子堂-南仙台
2017.1


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

昨日は、朝にも拘わらず、
夕暮れの如き風景に御相伴を賜りましたが、
本日は、紛れも無き夕暮れ時の一献を
御高覧頂きとう存じます。

庵界隈も、此処数日で、陽が長く成った事を
感じ取れる様に相成りました故、
季節の移ろいが着実である事に
些かの安堵を得てゐる処に御座います。

通り往く風が温かみを持つ様に成る迄には、
もう少々の時間が必要な様で御座いますが、
それでも、暮れ六ツの陽光には、
僅か乍ら、柔らかさが出て来たように存じます。

日毎の気温の変動も大きい時期に御座います。
更に、インフルヱンザや感染性胃腸炎が
猛威を振るってゐる様に御座います故、
皆様方に於かれましては、重々ご自愛頂きますよう。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。