2017.05.21










朝の陽の
強さ其の身に
映しける






東北本線 愛宕-品井沼
2017.5


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

さて、
朝霧は晴れ、と申します。

此の陽の此方界隈は、此の時点では既に
霧は晴れてゐたものと存じますが、

其れは此の、金太郎が鉞を振るったからに
御座いましょうか。

盛夏迄は、未だ暫く月日が有るのにも関わらず、
其れ程迄に、陽光の力強さを感じた
五月晴れの朝に御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2017.05.05










菜花伸びる





東北本線 館腰-岩沼
2017.5


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

今時分は、
菜花の黄色が盛りを見せる頃合かと存じます。

庵近在で、此の、折角旬を迎えた黄色を、
どうにか一献に立てられればと思い、
鮫踏切の脇に参じて御座います。

最初は、真っ直ぐに天を目指して伸びる
菜花の生命力に感心して御座いましたが、

此処で四半刻も過ごす内、時折画角を占領する
此の曲がりくねった菜花の存在も
気に為り始めたので御座います。

夕暮れの光線に、花弁だけで無く、
茎の印影まで求むる事が出来ようとは。

庵事の合間に新たな発見をした、
黄金週間の夕暮れに御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.03.31










薫風も
間近な道に
油缶






東北本線 船岡-大河原
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

年度末、会計を生業とする者にとりましては
当に阿鼻叫喚の渦中に御座いまして、
庵を開ける日が些か少なくなって御座います。

さて本日の一献に御座います。
此方の列車との関係はあるので御座いましょうか、
油缶が列を為し、東北本線を南下して参ります。

日頃、中々目にする事の無い列車で御座います故、
春の盛りを感じさせる青空も相俟って、
個人的には、編成美も殊更に感ぜられて御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.03.06










The Interurban hurtling to
the Urban






東北本線 館腰-名取
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

花曇り、と云うには、未だ時期が早い
庵界隈に御座います。

陽光に乏しく、陽の傾きも分からず、
時計を見て漸く夕暮れ時を知った此の日。
庵事を片付け、近在を漫ろ歩きした折の
一献に御座います。

庵から歩けば四半刻程の地区に御座いましょうか、
名取駅近辺には、如何にも現代風の集合住宅が
密集して御座います。

其の様子を遠目に見て、数本の高速貨物列車が
北の大地を目指して疾走する時間帯。

淡々と、併し力強く、
仲間達と共に、其の名の通りの仕事を、
今日も寡黙に熟す金太郎の姿が御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.03.03










イカロスの如く飛び立つ籠列車





東北本線 南仙台-名取
2017.2


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

遅くなりまして御座いますが、
一昨日は県内の多くの高等学校で卒業式が
挙行されて御座いました。

さて、此の日は、低気圧の通過後と云う事もあり、
羽毛入りの外套に襟巻を掛け、
冷たい空っ風に首を竦める線路際に御座いました。

燦々と降り注ぐ陽光へ向かうが如く、
籠列車が吹き荒ぶ風を突っ切り、
首都圏へと南下して参ります。

其の姿は、飽くまでも個人的にでは御座いますが、
未だ見ぬ新世界へと飛び立つイカロスが
如く見えて御座います。

僭越乍ら、また、
誠にささやかで恐縮至極に存じますが、

此の一献を以て、
新たな人生を刻み始める皆様方への送辞に
代えさせて頂きとう存じます。

御卒業を迎えられた皆様、
誠にお目出とう存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。