2015.10.07










雑踏に紛れ見上げるビルと空





中央線 吉祥寺
2015.9


***************

御来庵頂き、誠に有難う存じます。

庵主の如き田舎者は、斯様な街に来ますと、
ついつい斜め上を見回し乍ら歩いてしまうものに御座います。

何処で空を眺めても、必ず視界に人工物が入ってしまうのも、
天邪鬼に申しますれば、また醍醐味かと存じます。

嗚呼、是は是で、詩的な情景だな、と。

従いまして、縦構図の一献も、
ついつい多くなってしまうので御座います。

スポンサーサイト
2015.10.02










山や河つい目で探る銀世界





中央本線 東京
2015.9


***************

御来庵頂き、誠に有難う存じます。

銀世界と申しましても、雪景色には御座いません。
銀色の塊が天高くまで支配する街にやつて参りました。

此の街には、様々な意味で、
厳しい生存環境を有しているものと
存じては居りますが、

斯様な中でも、此処に暮らす数多の御仁は、
逞しい息遣いを以て、日々生き抜いて居らるヽ事と
拝察致します。

其の日々を支える一筋のメタリツクが、
ホームの隅で同じメタリツクを待つ庵一家の前に
現れて御座います。

感情の無駄遣いをする可からず、とは、
近頃、折に触れ云わるヽ台詞に御座います。

併し、周囲が斯様な迄に無機質で覆わるヽと、
此の目で見ゆる一帯の其処彼処に、
何かしらの“感情めいたもの”を
追いたくなるので御座います。

例えば、運転士殿の表情だつたり、
信号燈上の「2出」と云う表示だつたり、
奥から手前に雲が拡散する様だつたりと。