2017.04.17










碧一点





東北本線 船岡
2017.4


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

はち切れんばかりに咲き揃う、船岡の桜。
庵近在と云う事もあり、庵人の御相伴にて
参じた次第に御座います。

今年初の夏日と相成り、
陽光の力強さも相俟って
気温は鰻登りに御座いまして、

此の日お越しに成られた皆様方に取りましては、
大変良い日和になったものと存じます。

個人的には、此の、桜と信号機の光景だけは、
昭和の風情を今に伝うるものと
信じて疑わないので御座いますが、

此の半刻後に、昭和の遺産が
当に目の前の鉄路を駆け抜ける予定に御座いまして、

懐古主義者の趣味心を甚く刺激する光景が
展開さるゝ事に成るので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2017.03.27










雪山に
桜並木の
枯れ模様






東北本線 大河原-船岡
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

春分の日周辺は、
浮世では三連休で在った様に御座います。

庵主は、残念乍ら、
其の三分の二を労働に供しまして、
残りの三分の一にて、庵人の気分転換に
相伴致して御座います。

此の日は当に、
春本番を先取りしたが如き空模様にて、
庵人は意気揚々と歩を進めて御座いました。

此の城跡に整備された
回廊の配置は素晴らしく、
程好く高低差を活かした設えにて、
冬枯れの光景乍ら、立体感の有る散策を
楽しめる工夫が為されて御座います。

一方、重度の花粉症で在る処の庵主は、
厳重に掛けたる口覆いも虚しく、
隙間から侵入する繁殖力の欠片に
独り悶絶するばかりに御座いました。

花粉が止む頃には、此方の展望台も、
亦、求道者で鈴生りになる季節が
やって来る事と存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.03.18










冬服の
何処へ参ず
街の隅






東北本線 名取-館腰
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

列車が写らない鉄道写真と申しますのは、
斯様にも難しいものに御座いましょうか。

素直に風景として切り取れば良いものを、
此処に列車が在れば、とか、
陽がもう少し高ければ、とか、
雑念が入り込む事で、些か半端な一献に
成ってしまうので御座いましょう。

未だ、修行が足りぬ庵主、
是から先も、様々な刺激を
吾が身に取り込む必要があるかと存じます。

其れでも、庵から十数分も歩いた処に
斯様な風景が有ろうとは、
庵の在る街が秘めた奥深さを
感じ取った処に御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2017.03.15










前照燈の眩しさも染みる暮れ






東北本線 館腰-名取
2017.2


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

花粉症も盛りの季節と相成りまして御座います。
御来庵の皆様に於かれましては、
息災で御座いましょうか。

庵主は、殊の他極度の花粉症で御座います。
塵紙の箱も二日で一つ程消費して居り、
其れこそ、塵も積もれば…の出費を重ねて御座います。

従いまして、
銘杉が多く生えて御座います彼の地へ、
来る卯月の八日に馳せ参じるに当たり、
薬物療法に入った処に御座います。

さて、庵界隈でも、徐々に陽が伸びて参りまして、
夕暮れ時の独歩徘徊に、
些か楽しみが出て来た頃合いかと存じます。

変わり映えに乏しい銀箱電車も、
目線や光線を僅かに変えるだけで、
絵に成る一献を点てらるゝ様に成るのでは、と、
足りない技量と心許無い鉄瓶に、
些かの期待を込め始める、春の入口に御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。


2017.03.13










街を背に
往くいつしかの
路の暮れ






東北本線 名取-館腰
2017.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

去就が噂されて久しい、719系電車。
銘々の想いを載せて、此の週末も、
繁華街からの家路の一翼を担うので御座います。

初登場から早四半世紀を超え、
東北の様々な風景にすっかり溶け込み、
沿線の皆様の生活の一部と成ってゐる事と存じます。

国鉄分割民営化後の東北を、
黎明期から支え続けた、仙台地区初の三扉車。
其の、一日でも長い活躍を祈りつゝ。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。