2018.02.24











開拓の嚆矢脳裏に生き字引






函館市電 駒場車庫
1996.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

かいたくの こうし のうりに いきじびき

今では想像に難い所に御座いましょうが、
当時、斯様にも難無く招き入れて頂けた、
市電の車庫に御座います。

軌道敷の除雪と云う、
無くては成らない黒子に徹する事およそ半世紀、
此の時機頃に、お色直しを経て、久方振りに
営業運転に復帰したように御座います。

さて、今宵は、庵主所属の小さな楽団も、
久方振りに舞台を頂いて御座います。
庵主の顔本や呟き帳に詳しく御座いますので、
もし宜しければ、此方の御相伴も頂戴出来れば、
望外の幸甚に存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

※画質につきましては、
ASA1600の陰幕を電子化したものに御座います故、
ご容赦賜りとう存じます。

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2016.11.30










春一番
吹くな吹くなと
忍び足






都電27系統(荒川線) 小台-荒川遊園前
2007.3


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

此の区間は、此方の一献を立てるより更に以前は、
雑多な住宅街の中に突如専用軌道が敷いてある
と云う印象に御座いましたが、
今日では、又更に風貌を変えてゐるものと存じます。

併用軌道にも様々な物があるかと存じますが、
新世代の其れは、大変にハイカラな印象が御座います。

具体的には、「センターリザベーション」なる技法が
主流かと存じますが、此方も御多聞に漏れず
斯様な仕上げに為るものと思われます。

此の技法は、どちらかと云えば、
車よりも、人と共存する事に重きを置いたものであろうと、
僭越乍ら考えるので御座います。

此方の建物は、こうした都電の意向に応えた結果、
斯様な形に為ったと推測するので御座いますが、

それにしても、強い風が吹いたら
どうなってしまうので御座いましょう。

片田舎の隅に在る草庵から、
下世話な心配をする庵主に御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2015.10.11










圧されつつ負けじと駆けて日々紡ぐ





都電32系統(荒川線) 王子駅前
2015.9


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

東北新幹線の高架が圧倒的な存在感を見せる、
王子駅東口に佇みて御座います。

都電の車の小さゝが際立つかと存じますが、
沿線の皆様の暮らしに決して欠かせぬ程の混み具合にて、

今日も路地裏の電車道を、
着実に轍の音を刻んで行くので御座います。

2015.10.09










山路より見下ろす虎の息も切れ





都電32系統(荒川線) 王子駅前-飛鳥山
2015.9


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

飛鳥山の山裾を上る急坂を、人間を満載した一頭の虎が、
息も絶え絶え登って参ります。

その傍ら、更に急な山道を、
同じく人間を満載にした籠が一つ、飛鳥山の山上を目指して
軽々と登って参ります。

都会の夕暮れ時に繰り広げらるゝ、兎と亀…では御座いませんが、
庵主の目には、何処か昔話の一幕であるが如く映ったので御座います。

2014.10.06










通りを往く図書館 喧騒も文学なり





函館市電湯の川線 千歳町-新川町
2014.8