2016.12.29










茂る葉を
潜りて涼む
峠道






磐越西線 磐梯町-東長原
2016.6


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本日も、ご来庵賜り、誠に有難う存じます。

また、昨日に引き続き、
時節を大きく外れた一献を重ねまして、
恐縮至極に存じます。

梅雨の晴れ間の峠道、
湿気と相俟って、暑さも一入かと存じます。

生い茂る緑の下を潜りつゝ、
初夏の陽射しを和らげ、涼を摂る峠道に御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

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2016.11.10










頂の
先の先まで
樹々湛え






磐越西線 磐梯町-東長原
2016.6


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本日も、御来庵頂き、誠に有難う存じます。

人間と云うのは現金なものに御座いまして、
あれ程厭だった蒸し暑い時期が恋しくなって御座います故、
些か熟成した一献にて恐縮に存じますが、
点てさせて頂きとう存じます。

其の山体の雄々しさも然る事乍ら、
麓から頂まで程良い濃さの緑に全身覆われてゐる様は、

これから夏へ向けて、生命を謳歌する喜びを
其の全身を以て表現してゐるかの様で御座います。

梅雨の晴れ間、水無月にしては些か蒸し暑く、
盆地の縁に滞留した熱気を吹き飛ばすが如く、
牛歩とは程遠い韋駄天振りで
一陣の涼風を届けてくれたので御座います。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2016.06.22










暮八ツの刻僅かにて往く斜陽





磐越西線 磐梯町-東長原
2016.6


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

夕暮れの一寸手前の陽光と申しますのは、
独特な色合いや光線角度を持ち、
此れも亦、際立った雰囲気を持つ時間を演出してゐるものと
個人的には感じて御座います。

光陰矢の如し、とは申しますが、
485系が過ごした半世紀余の刻も又、
長ゐ鉄道の歴史の中で、際立った一時で在ったかと存じます。

頂きが僅かに霞んだ会津の名峰に向け、
斜陽の中を当に自身の往く路に擬(なぞら)える列車を見送った、
盆地の隅に御座いました。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2016.06.20










青葉燃ゆ山眺めつゝ幾星霜





磐越西線 磐梯町-東長原
2016.6


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御来庵頂き、誠に有難う存じます。

まさか、某が生きてゐる内に、
斯様な日が来るとは、夢にも思って居りませんでした。

北日本の幹線を中心に、速達列車の近代化に貢献し、
また個人的には、幼少より慣れ親しんだ特急電車、
其の歴史に終止符が打たれた先の週末。

平成廿八年六月十八日から十九日、
彼の列車の車内及び沿線は、
其の偉業を讃える沢山の人々で埋め尽くされて御座いました。

写真機の不具合により、
仙台発の上りひばり号を記録仕損じると云う
事故に見舞われはしましたが、

其れでも、(個人的には)新幹線の北海道延伸よりも衝撃的な
歴史の転換点に立ち会えた事は、
此の上無く幸運な事に御座いました。

此の機会に、出不精な某を御引き連れ頂きました、
ふぁっきんファッツ殿を始め、多くの諸先達方や御仲間に、
草庵からで恐縮に存じますが、衷心より御礼申し上げます。

先ずは、彼の列車が、
長年に亙り幾度と無く其の足許を駆け抜けた、
磐梯山との邂逅を御笑覧頂きまして、
口火とさせて頂きとう存じます。

御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。

2016.06.08










磐梯(いわはし)の山裾駆くるは燻し銀





磐越西線 翁島-磐梯町
2016.5


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本日も、御来庵賜り、誠に有難う存じます。

登場後日の浅い、
走る洋菓子店の御登壇に御座います。

若さを感じさせぬ色合いが、磐の山肌と調和し、
一景観を為してゐる様で御座います。

頂き迄明瞭に姿を示す事の少ない独立峰は、
当に画竜点睛の趣にて、
相も変わらず佇んでいて飽きる事の無い場所かと存じます。

些か田圃が馨しい中、庵族は、
其の空気すら美味に感じる様で御座いまして、
一丁歩ほどの広さを幾周かして楽しんでゐる様に御座いました。

本日も、御相伴賜り、誠に有難う存じました。
又の御来庵を、心よりお待ち申し上げて居ります。